ドォーモ!ガジェットブロガーのアル(@Alfagoodone)です!
ガジェットブロガーを名乗る僕ですが、これまでなかなか手を出せなかったWi-Fi 6対応ルーターをようやくゲットすることが出来ました。
今回紹介するWi-Fi 6対応ルーターは「 TP-Link Archer AX20 」という機種。
価格は定価でも約9,000円程度とお手頃で、 Wi-Fi 6に対応しながら価格が1万円を切りのコスパに優れたモデル です。
性能も必要な機能は十分備わっており、新しいスタンダードとなりえるWi-Fiルーターとなっています。
今回のレビュー商品
アル
コスパに優れたWi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」をじっくりとレビューしていきます!
もくじ
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」
魅力と特徴
Wi-Fi 6ルーター「 TP-Link Archer AX20 」の魅力と特徴をざっくり解説するとこんな感じ。
- 1万円以下で買えるWi-Fi 6対応ルーター
- Wi-Fi接続でも有線並みの速度
- どこでも繋がるメッシュWi-Fi対応
- IPoE(v6プラス)には非対応
- 自宅の電波環境を改善したい人におすすめ
1万円以下で買えるWi-Fi 6対応ルーター
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」はWi-Fi 6に対応したモデルでありながら、 価格は8,800円とコストパフォーマンスに優れたWi-Fiルーター 。
従来のWi-Fiルーターに比べ電波が途切れにくく、高速通信も可能な次世代型のWi-Fiルーター になります。
Wi-Fi接続でも有線並みの速度
安定したWi-Fi接続可能で、Wi-Fi 6に対応した端末を使用すれば 有線接続と変わらない速度でのインターネット通信が可能 になります。
TP-Link Archer AX20では最大で 1201 Mbps(5 GHz帯) の高速通信が可能。
また同時に数十台の端末を接続しても安定した電波を供給できるので、Wi-Fiを使用した端末が多い人ほど重宝するWi-Fiルーターです。
Wi-Fi 6に対応した商品はまだまだ少ないのが現状ですが、2020年以降に登場した新製品(スマートフォンやパソコン)などでは対応機種が続々と発売されています。
アル
ちなみにWi-Fi 6に対応していない端末でも、Wi-Fi接続は可能なので、これまでのWi-Fiルーターと同じように使用できます!!
どこでも繋がるメッシュWi-Fi対応
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」は メッシュWi-Fiにも対応したルーター になります。
一軒家など1台のルーターでカバーできない大きさの家(4LDK以上)に住んでる人にはありがたい機能。
メッシュWi-Fiに対応した中継器を接続することで、家のどこにいても快適なインターネット環境を利用することができるようになります。
アル
ひろい家でも安心して使えるWi-Fiルーターです。
IPoE(v6プラス)には非対応
購入前の注意点としては「TP-Link Archer AX20」は IPoE(v6プラス)には対応していない点だけ注意 が必要。
IPoE(v6プラス)回線を利用している人は、ブリッジモードとして使用しもう1台IPoE(v6プラス)に対応したWi-Fiルーターを使用する必要があります。
「TP-Link Archer AX20」はIPoE(v6プラス)を利用しなくても安定した通信環境のある方におすすめのモデルでとなっています。
IPoE(v6プラス)は、回線混雑時でも回線速度が低下しにくい接続サービスの名称。
対応プロバイダーに関してはTP-Linkの IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト で確認出来ます。
アル
IPoE(v6プラス)を使いたい人は、「 TP-Link Archer AX73 」という機種がおすすめ!!
自宅の電波環境を改善したい人におすすめ
IPoE(v6プラス)に対応していないのは残念なところですが、Wi-Fi 6対応モデルとしてはコスパに優れたモデルであるということは間違いありません。
Wi-Fi 6とメッシュWi-Fi環境を手軽に構築できるので、 自宅のWi-Fi環境を改善したい人にまさにピッタリ のモデルと言えます。
アル
「TP-Link Archer AX20」はWi-Fi環境の改善したい人向けのルーターです!
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Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」
外観
ここからはさらに詳しく「 TP-Link Archer AX20 」を解説していきます。まずは外観のチェックから。
TP-Link Archer AX20は横長の床置きタイプWi-Fiルーター。
見た目はスタイリッシュで、縦置きタイプのものより部屋置きに適したデザインとなっています。
壁掛けフックを利用すれば壁面に設置することも可能。
アンテナ部は360°好きな角度に調節できます。
側面後部にコネクタとスイッチ類があります。
LANポートは4つ。USBポートを搭載し簡易NAS機能としても使用可能。
WPSボタンも搭載しているので、かんたんにWi-Fi接続が出来ます。
ACアダプタはちょっと横長。
電源タップによっては隣と干渉しやすいので、この作りはちょっと残念なところ。
LEDランプが正面に設置してありますが、こちらは任意で消すことも可能となっています。
外観は国内のルーターなどと比べるとデザイン性が高いので、インテリアの一部として設置してみるのもありかもしれません。
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」
仕様
通信規格 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
最大通信速度 | 5 GHz帯 1,201 Mbps 2.4GHz帯 574 Mbps |
Wi-Fi範囲 | 4LDK |
Wi-Fi機能 | デュアルバンド OFDMA エアタイムフェアネス 4ストリーム |
CPU | 1.5GHz クアッドコア |
接続端子 | USB2.0 × 1 ギガビットLANポート × 4 ギガビットWANポート× 1 |
セキュリティ | WPA WPA2 WPA3 WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) |
価格 | 約8,000~9,000円程度 |
TP-Link Archer AX20の 使用範囲の目安は4LDKまで となっています。
TP-LinkのWi-Fi 6ルーターとしては、エントリーモデル的な位置づけとなっていますが基本性能は高く仕上がっている印象。
CPUもクアッドコアが搭載されているので 複数端末の同時接続にも強い モデルです。
気になる点をあげるとすれば最大通信速度が若干少なめなので、 NURO光 や auひかり10G などの大容量通信を利用している人は、上位モデルの「 Archer AX90 」の方が使い勝手は良さげ。
アル
一般的な光回線であれば、「TP-Link Archer AX20」でも快適に使用出来ます!
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」
使用感
ここからはルーターを実際に使ってルーターの使用感を紹介していきます。
ちなみに僕はこれまでずっとNEC製のルーターを使用してきた感じで、今回は初めてのTP-Link製のルーターになります。
はじめて「 TP-Link Archer AX20 」使ってみた第一印象としては初期設定が比較的かんたんに出来て、電波強度の強さが目立った好印象な機種でした。
初期設定はアプリでかんたんにできる
TP-Link製のルーターはTP-Linkの「Tether」アプリを使用することで、 誰でもかんたんに初期設定をすることが出来ます 。
アプリをインストールした後は、基本的にスマホに表示される手順通りに行えば設定が完了。
あまりPC関連に詳しくなくても指示通りにこなしていけば、30分もしないうちに初期設定が終わります。
アル
アプリデザインもシンプルで分かりやすくとても使いやすい!
ルーターの速度比較
続いて、TP-Link Archer AX20を実際に使用した速度も計測例も紹介します。
ただし 通信速度はプロバイダー環境にも大きく左右されるのであくまで参考程度 にご覧ください。
Wi-Fi 6非対応ルーターとの比較
まずはスマホを使用した Wi-Fi 6とWi-Fi 5通信の比較 。
- 速度の比較対象機種はWi-Fi 6には非対応の「 NEC WG2600HP3 」
- 使用プロバイダーは「ビックローブ光 マンションタイプ」
- 使用スマホ「ASUS ZenFone 7(Wi-Fi6対応)」
- NEC WG2600HP3の方ではIPoE(v6プラス)通信での測定
閑散時速度
夜混雑時速度
TP-Link Archer AX20 | NEC WG2600HP3 (IPoE接続) | |
5GHz帯 閑散時速度 | ダウンロード 236 Mbps アップロード 337 Mbps | ダウンロード 169 Mbps アップロード 319 Mbps |
5GHz帯 夜混雑時速度 | ダウンロード 14 Mbps アップロード 5.7 Mbps | ダウンロード 164 Mbps アップロード 327 Mbps |
通信速度の速い時間帯と週末夜の回線混雑に分けてほぼ同じ時刻に計測を行いました。
昼の通信速度に差がない時間帯においては、Wi-Fi 6通信の「 TP-Link Archer AX20 」がダウンロードとアップロード共に勝利。
続いて自宅マンションの窓際にWi-Fiを設置し、ルーターからもっとも離れた玄関先でも同じように再度測定。
自宅マンションが1LDKということもあり、今回の測定では距離的な差に大きな違いはありませんでした。
ただ NEC WG2600HP3 の方では玄関先で電波強度が少し弱まる場面見受けられたので、やはり Wi-Fi 6の電波は安定性は高そう です。
アル
Wi-Fi 6の方が電波は離れていても安定していました。
ただ夜の回線混雑時における通信速度は「TP-Link Archer AX20」がIPoE(v6プラス)に非対応ということもあり、回線混雑の影響をもろに受けてしまいました。
20Mbps以下まで落ちる場面が複数回発生し、NEC WG2600HP3との差は10倍近く広がってしまいました。
アル
「TP-Link Archer AX20」はIPoE(v6プラス)に非対応という点がやっぱり個人的には残念なところ。
IPoE(v6プラス)通信が必要な場合は、IPoE(v6プラス)に完全対応した「 TP-Link Archer AX73 」が発売されているのでそちらを買うようにしましょう。
有線接続とWi-Fi 6速度の比較
続いて 有線接続 と Wi-Fi 6接続 の比較も行ってみました。
検証環境については以下の通り。
- 使用ルーターは有線・無線どちらも「 TP-Link Archer AX20 」
- 使用機種はデスクトップWindowsパソコン
- 無線受信側使用アダプタ「 TP-Link Archer TX50E 」
- 計測時刻は14時の回線速度の速い時間帯
計測結果としては有線接続の方が速度は上という結果。
しかしながら Wi-Fi 6接続でも ダウンロードは 203 Mbps アップロードは 299 Mbps と大きく健闘しています。
FPSなどシビアな状況下でもない限りは、Wi-Fi接続であっても 優先接続とほぼ変わらない感覚で使用できます 。
なおデスクトップPCでWi-Fi 6接続をさせるには、別途Wi-Fi 6対応のLANアダプタを購入する必要があるので注意が必要。
アル
配線がごちゃごちゃするのが苦手という人は、思い切ってWi-Fi 6に変えるのもアリ!!
まとめ
気軽にはじめるWi-Fi 6ルーター
Wi-Fi 6ルーター「 TP-Link Archer AX20 」のレビューは以上となります。
TP-Link Archer AX20をおすすめできる人
- Wi-Fi 6を手頃な価格で使ってみたい人
- 自宅のWi-Fi電波強度を改善したい人
- 自宅の回線速度には不満がない人
TP-Link Archer AX20をおすすめできない人
- 自宅の回線速度に不満がある人
- IPoE(v6プラス)対応回線を使用している人
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」は Wi-Fi 6を気軽に始められるコスパにも優れたWi-Fiルーター です。
自宅の Wi-Fi電波環境に不満がある人にはピッタリ のモデルでこれまでのWi-Fiルーターよりも安定した高速通信が可能となります。
ただしIPoE(v6プラス)には対応していないため、プロバイダーからの通信速度を改善させたいと考えてる人にはあまりおすすめとは言えません。
プロバイダーからの速度改善やIPoE(v6プラス)通信を利用している人は、IPoE(v6プラス)に対応したWi-Fi 6ルーター「 TP-Link Archer AX73 」がおすすめです。
Wi-Fi 6ルーター「TP-Link Archer AX20」は、回線速度に不満はないけどWi-Fi環境を改善したいという人におすすめしたいモデルとなっています。
以上、アル(@Alfagoodone)がお届けしました。最後まで読んで頂きありがとうございます。
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